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| Amazon Art |
2013年8月8日、“世界最大の本屋”Amazonがアートの販売を始めました。
こちら【★】
Amazon.comが、新たに「アートストア」(fine art store)を開設している。マーケットプレイス・パートナーたちが利用する方式だ。既に作品は4万点以上が登録され、扱っているアーティストは4,500人以上で、参加ギャラリーないしディーラーの数も150以上となっているのだそうだ。145万ドルで販売されるモネの「L’Enfant a la tasse, portait de Jean Monet」や、485万ドルの値段がついているノーマン・ロックウェルの「Willie Gillis: Package from Home」等、数百万ドルもする超有名作品も登録されている。(TechCrunch Japanより)
■今わかっている情報を簡単にまとめると、、、
・既に作品は4万点以上が登録されている
・取り扱いアーティストは4,500人以上
・参加ギャラリーないしディーラーの数は150以上
・今伸びているEtsy(エッツィ)のようなハンドメイド作品の販売ではない
■ってか売れんの?
本のような低価格帯のもの、または何処に売っているか分からない高額の古書なら、Amazonで買う。でも、1点もののアートをAmazonで買うのか?
ここには2段階の問いがある。
1:ネットで高額のアートが売れるのか?
2:その中で、Amazonで買うのはなぜか?
まず、1つ目の問いについて。
これは、あまり心配する必要がなさそう。
2013 Hiscox Online Art Trade Reportによると、アートコレクターの71%がインターネット売買を利用しているそうです。【★】
「いやいや、やっぱ生で見るのと、JPEGで見るのは全然違うから。そんなの美術研究だったら基本だわ!」なんて声が聞こえてきそうですが、これは「電子書籍で誰が本なんて読むの?紙はやっぱ質感が大切でしょ」って意見と変わらないでしょう。
もちろん、実際の作品を見るとの、JPEGで見るのでは全然感じ方は違うと思います。展覧会で作品を見て感動しても、最後のミュージアムショップでカタログに掲載されている写真をみると「ん〜なんか違う」ってこともしばしばあるし。
ただ確率で考えたときに、“買う人数/生で見た人数”>“買う人/JPEGで見た人数”になるからといって、これがネットでアートが売れない理由にはならない。
ここはネットビジネス。Amazonとしては在庫リスクもないんだし、とりあえずやってみようという感じだろうと思う。(出荷は、ギャラリーから直接される。)
そして、2つ目。
ここが謎。不特定多数の人がハンドメイド作品をネットで売る場合、お金をやり取りする以上、“売り手を信用できるかどうか”がとても重要なポイントになる。Etsyのようなプラットホームは、集客はもちろん売り手の信用も担保している。
しかし、Amazonが今回販売しているのは名の知れた作品、協力しているのも名の知れたギャラリー。
■たぶんこんなこと狙ってんじゃないかまとめ
・初期は、モネ、ウォーホルなど高額アーティストをメディアに出しておいて、徐々に各ギャラリーが抱える新人アーティストの作品(10万〜)への集客を狙う
・プラットフォームに載せることによる各ギャラリーの集客増
・リスク少ないしとりあえずやってみてる
今後の展開が楽しみです。

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